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ベッドメーカー サータの魅力とこだわり

日本は長い布団の歴史を持っていますが、戦後の欧米化に伴い現在では多くの人々がベッドを使っています。

なので今回はベッドメーカー「サータ」 のマットレスについてご紹介します。

世界3大メーカーの中で当店でも飛びぬけて人気があり、皆様に好まれています。

ここから長く説明させていただきますが、読むのが面倒だ時間がないという方もいると思いますので、簡単にまとめを書きます。

日本に流通しているサータのマットレスは、ライセンス契約により、日本で企画・製造されているということ。日本人の繊細な感性をくみ取り、それを日本の技術力で実現されています。
独自に開発された最高品質のコイルで耐久性も抜群で普通に使っていれば、十年以上持ちます。
一番荷重のかかる腰回りの部分と腰掛けたり立ったりするときに力がかかる両サイド部分には他よりも線径が太目めのコイルが配置されています。
表面にソフトなタッチ感の生地を使い、中はしっかりした構造で柔らかさと硬めの両方を兼ね備えたマットレスになっています。
サータの優れたところを何より感じているのが、当店に並んでいるマットレスがサータが1番多くなったことです。売れていればおのずとそのメーカーのものが多くなるそれが答えです。
1番:サータ
2番:アンネルベッド
3番:シモンズ
4番:フランスベッド
5番:ほかのメーカー

以上です。

 

ここからはもう少し詳しく説明させていただきます。

ベッド先進国のアメリカにおいてトップクラスのマットレスブランド

SER (1)世界三大ベッドメーカーブランドといえば、Simmons(シモンズ)・Sealy(シーリー)そして、Serta(サータ)です。

その一角として、グローバルに最高の眠りを追求・提供し続けています。

またサータは、ホテルベッドシェア全米ナンバーワンの実績を持つメーカーです。

世界3大メーカーのマットレスの硬さを強いていうのであれば

・シモンズ:硬めをお好み方へ
・シーリー:柔らかめをお好みの方へ
・サータ:両方を兼ね備えている

日本人の嗜好に合わせた、芯のある寝心地とソフトなタッチ感の両立を実現

SER (2)アメリカからの輸入ではなく日本人向けの商品を企画して、日本でのライセンス生産により、日本人の繊細な感性にあうようアレンジして製造されています。

安心、高品質のメイドインジャパン

SER (3)国内受注生産により、一つ一つ日本の技術で日本人に合ったマットレスを製造。国内生産となるため、お客様のお選びになったタイプ・サイズのマットレスを速やかにお届け可能。

 

【 品質と実績を物語る確かな技術 

異なる線径のポケットコイルにより、理想的な寝姿勢を維持

バランスの良い寝姿勢を維持できるよう、負荷のかかる部分には太い線径のコイル、その他の部分には細い線径のコイルを配列されています。異なる線径のゾーニングでワンランク上の寝心地を実現。

ポケットコイル

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SER (4)ポケットコイルマットレスは、身体を点で支えるところが最大の特徴。一つひとつのコイルが独立して数多く配列されており、どのような寝姿勢にも圧力をあまり感じず、身体のラインを優しく受け止めてくれます。

 

― ポケットとは 

SER (5)コイルひとつひとつを包む袋のことで、通気性が高く水分を吸い取る性質のない繊維集合体を使用しているので、マットレスの内部の放湿性に優れ、マットレスを快適な状態に保っています。

 

― コイルの線材 

コイルにはJIS規格で最高グレードの線材が使用されています。

 

― ポケットコイルの耐久性について ―

SER (7)サータのポケットコイルは耐久性に優れ、一般的なワイヤーと比べ、カーボンの含有量が通常の0.4%のところ0.82%と高く、硬度が出てへたりにくくなっています。

ただ硬いだけでは脆いので、マンガンを入れて粘り気を出しています。

さらに、不織布製の袋に入れる時点でスプリングコイルの高さを約25%圧縮(195mm → 145mm)することにより、強度や耐久性をさらに向上させています。(圧縮率が異なるポケットコイルも一部ありますが、耐久性は同じです)

さらに、品質の安定を維持するために、スプリングコイル単体での疲労試験を実施しています。(スプリングコイル単体に対し、8万回の繰り返し圧縮試験を実施)

 

― コイル高 ―

4種類のコイル高であなたの理想的な寝心地を実現。

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― マットレスの基礎となる2種類の「コイル配列」―

サータでは、並行配列と交互配列の2種類からお選びいただけます。

並行配列に比べ、交互配列の方がコイル数が増えるため、よりしっかりと身体をサポートし、硬めの寝心地となります。

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― 腰のサポート力を強化し、理想的な寝姿を実現「ゾーニング配列」 ―

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サータのポケットコイルは、マットレスへの荷重のかかる度合いに応じて2つの異なる太さ(線径)のポケットコイルが使用されています。

人の体は頭部、胸部、腰、臀部、脚部の5つの部分構成されており、一般的に頭部8%、背部33%、臀部44%、脚部15%の割合で荷重がかかるといわれています。

一番荷重のかかる腰・臀部に少し太めの線径ポケットコイルを配置し補強することで、バランスの良い荷重分散と耐久性の向上を実現しています。

さらに、腰掛けるケースの多い両サイド2列にも太めの線径コイルを配列して補強し、腰掛けた時の落ち込みを防いでいます。

商品別に交互配列と並行配列をご用意し、また、コイル数を変え、しっかりとした寝心地やソフト感のある寝心地を選んでいただける仕様になっています。

※7.7インチ高コイルの場合、線径1.3mmの硬鋼線を使用しており、単体では柔らかめとなりますが、コイル胴径が細いため、他のコイルと比べて 一枚のマットレスに対する配列数が非常に多くなります。

これにより、コイルユニットにした状態では、上図の関係性が成り立ちます。

※寝心地の体感には個人差がございます。ご購入の際にはショールームや店舗で実際に横になり寝心地をお確かめいただくことをお薦めいたします。

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詰め物形状

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最高のフィット感を追求した『詰め物形状』ノーマルタイプに加え、BOXトップや、ピローソフトなど、さまざまな詰物の形状を採用することにより、表面のテンション(引っ張り)を緩和し、よりフィット感をアップさせます。

SER (13)※一般的なマットレスの形状

難燃仕様

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業界初安全性を標準装備したファイヤーブロッカー。これまでの高品質に加え、安全性を標準装備。

― CFR-1633 テスト風景 ―

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※CFR-1633のテスト方法:マットレスをガスバーナーで横方向から50秒、上方向から70秒焼き、バーナーを止めてその後の鎮火時間で判定しています。

― ファイヤーブロッカーとは ―

2006年3月15日、アメリカ全土にて規制された、マットレスの火災に対する安全性基準(家具設備等における)【防災基準/CFR-1633】をクリアーした難燃仕様のマットレスです。SERTA JAPAN(サータジャパン)としても、これまでの高品質に加え、【安全性】を標準装備しました。

― 防災品は今や安全な暮らしの必需品 ―

SER (16)日本の国内において、毎年6万件の火災が発生し、住宅火災による死者は建物火災の約9割、そのうち65歳以上の高齢者が過半数を占めていると言われています。(住宅防火対策推進協議会HPより/2006年2月)高齢化の進展に伴い、防災品は今や安全な暮らしの必需品になっています。

抜群の通気性をもたらすエアレット

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― ヘルシーエアレットが呼吸をするように湿気を放出 ―

SER (18)湿気の多い日本の気候に合わせ、マットレスの側面には空気を抜くヘルシーエアーレットという孔を3列に設け、内部にこもりがちな湿気を寝返り時におこる微妙なサスペンションの上下動で呼吸するように放出します。

ジャンプキルト

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独自のキルティングパターン「ジャンプキルト」。

一般的な連続キルトと異なり、体を包み込むような抱擁感を実現するため、不連続のキルティング方式を採用しています。

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サータのピローソフトがひと目見て他のマットレスと違いを感じるのが、独自のキルティングパターン「ジャンプキルト」(表面層)です。

サータが採用する「ジャンプキルト」は、一般的な連続キルトと異なり、体を包み込むような抱擁感を実現するため、不連続のキルティング方式を採用しています。

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― ジャンプキルトにより体圧分散性が15%向上 (当社比) ―

キルト(パッチワーク全般の総称)はベッドカバーなどにも使われていますが、サータが採用したジャンプキルトは、体を包み込むような抱擁感を実現するためのキルティング方式(不連続キルト)で、一般の連続キルトと異なります。

連続キルトは、圧力がかかった時にその周りも引っ張られる感じがありますが、サータのジャンプキルトはキルティングが連動していないため、圧力がかかった場所だけが沈み、表生地も余裕をもって体を包み、体圧分散性が連続したキルティングより15%向上(当社比)しています。

上記のように、非常に優れたマットレスになっています。

当店1Fフロアにて展示しておりますので、是非お試しにお越しください。