お部屋にカーペットを敷くべきかどうかで、ご思案中の皆様へカーペットを敷くことで得られるメリットとデメリットについてのお話しです。
まず、ここでお話しするカーペットの意味は辞典に表示されている通り絨毯や敷物など広い範囲の床用の敷きもののことです。
意外と住環境のなかでカーペットがどれだけ重要な役割を果たすかは知られてないものです。もちろんデメリットの方もですが、知ると敷いてみたいと思って頂けると思います。
メリット8つ
1.ウール(羊の毛)などの動物の毛のカーペットになると保温性や吸湿性、発散性に優れていて冬は温かく、夏はサラっと爽やかに使用でる。 |
2.ほとんどのカーペットは防ダニ加工を施しているのでダニの発生を最小限抑えられます。 フローリングに比べ、ほこりが舞い上がらないので、空気中のホコリの量はかえって低い。 |
3.ウールのカーペットは調湿作用があり、お部屋の湿度を調整する |
4.ほこりの飛散を防止するのでお部屋に舞い散るハウスダストを吸うことによる影響を軽減。 |
5.更にほこりの飛散を防止することによりカーペットを敷かないお部屋と比較してお部屋の四隅へほこりが溜まることも軽減。 |
6.カーペットが音を吸収するのでカーペットの上での椅子を動かす際の音など生活騒音を減少する効果あり。 |
7.クッション性があり歩行による足腰への負担の軽減や、子供さんやお年寄りの方が転倒した場合の衝撃を軽減。 |
8.アクセントとしてソファの前や、ダイニングテーブルの下。パーソナルチェアの下などに敷くことで,お部屋のインテリア性がグレードアップ。 |
デメリット3つ
1.カーペットの厚みにより段差ができる為、お年寄りの歩行に気をつける必要があります。扉の開閉に干渉することも考慮して選ぶこともお勧めします。 |
2.長期間、重いものを置くと化学繊維や綿のカーペットは型が付きやすいです。それに比べ羊の毛であるウール繊維はコシがあり繊維に復元性があります。型がつき難いのが特徴ですが、完璧に型が付かない訳ではありません。 |
3.フローリングのように汚れを洗い流せない。 |
住空間へカーペットを敷くメリットはデメリットと比べ大変多くあります。カーペットはインテリアとしてだけでなく、実用性のあるインテリアアイテムです。健康面でのメリットや暮らしの快適性を高めるメリットなど数多くのメリットもあります。もちろんデメリットもありますが、それをクリアできる機能的なカーペットもあり選択の幅も広いものとなっています。