お手入れさえすれば、末永く快適に使用できる本革の知識
本革というとほぼ牛の革です。
人工皮革との大きな違いは、メンテナンスが必要であるという事と、長寿命で経年変化を楽しむ事ができる。(使い込むほどに、革本来の風合いや良さが出てくる) といった所です。
使い方さえ誤らなければ、柔軟性、耐久性があり長く使える丈夫な素材です。
更に吸湿性、通気性が良く、汗でベタついたりといった事も軽減されます。
耐燃性がある(燃えにくい素材)、耐アレルギー効果がある(革の表面はアレルギーの原因になる、埃やチリを内部に通さない構造になっている。さらに、表面に付いた埃やチリも簡単に掃除機で吸い取れる)
乾燥に弱いので専用のクリーナーでメンテナンスさえすれば長く使える丈夫な素材。
しかし本革ソファと言っても牛革の種類や加工方法は様々で、下記にその内容を記載します。
カーフスキン |
生後6か月以内の子牛の革を言い、成牛革に比べ非常にキメが滑らかで美しく、傷も少ないといった特徴があります。 |
キップスキン |
生後6か月から2年以内の牛の革でカーフスキンより厚みがあり、その分、耐久性があります。 |
カルビンスキン |
生後2年以上で、お産を経験していない雌牛の革。 |
カウスキン |
生後2年以上の牛の革。 |
ステアハイドスキン |
生後2年以上経った去勢されたオスの革。 |
※一般的に牛革とだけ表記のあるソファはステアハイドスキンでカウスキンとほぼ違いはないです。