家具屋が教える!失敗しない最適なベッドサイズの選び方
●ベッドサイズの種類
1.シングルサイズ 幅 98cm、長さ 195cm、1人用
2.セミダブルサイズ 幅 120cm、長さ 195cm、1人用(1人用に最適)
3.ダブルサイズ 幅 140cm、長さ ダブルサイズ195cm、1人用?2人用
4.クイーンサイズ(ワイドダブルサイズ) 幅 150?160cm、長さ 195cm、2人用(2人用に最適)
5.キングサイズ 幅 180?200cm、長さ 195cm、2人用
◆快適な眠りのためのベッドサイズ
快適な眠りを作るために最適なベッドサイズは人それぞれ違います。。 小柄な人ならシングルサイズのベッドでも窮屈に感じることはないでしょうが、大柄な人ではかなり窮屈に感じるでしょう。 「自分はどのサイズが合っているのか?」ということを参考にしていただければと思います。
●シングルサイズ
幅が約100cmと狭いので、省スペースで寝床を確保したい方、比較的小柄な方などに向いています。
●セミダブルサイズ
幅が約120cmとシングルサイズより20cmほど大きいので、一人で寝る方にもっとも最適なサイズと言えます。
●ダブルサイズ
幅は約140cmと大柄な方、「贅沢に広いベッドを一人で使いたい」という方に向いています。 もちろん2人用のサイズではありますが、「大人の男性と女性が並んで寝るとほとんど両幅のゆとりが無い」ということを知っておきましょう。
●クイーンサイズ(ワイドダブルサイズ)
幅は150cm?160cmと通常のダブルサイズより10cm?20cmゆとりがあるので、2人用としては最適なサイズと言えます。
●キングサイズ
幅はクイーンサイズよりさらに20cm?40cmも大きくなるので、2人用としてもかなりゆとりのあるサイズになります。 また、クイーンサイズだと男性、女性どちらかが大柄な場合はゆとりは少ないですが、キングサイズなら大柄な方と2人でもゆったりと眠ることができるでしょう。 ※小さなお子さんも合わせて3人で寝る場合 小さなお子さんがいると3人で川の字になって寝る場合が多いと思います。 そういったときは、単純にひとつのベッドで眠るのではなく、2つのベッドを隣り合わせにして使うことをオススメします。 シングルサイズを2つ並べた場合は「幅が200cm」、シングルサイズとセミダブルサイズを並べた場合は「幅が220cm」、 セミダブルサイズを2つ並べた場合は「幅が240cm」とかなりゆとりを持って寝られるのでぜひベッド選びの際は参考にしてみてください。
◆寝室の大きさに合うベッドサイズ
●6畳間の寝室
寝室が6畳の場合に置ける最適なベッドサイズは、「シングル?ダブルサイズまで」となります。 もちろんそれ以上のサイズも置くことは可能ですが、ダブルサイズ以上になるとお部屋のスペースがかなり狭くなってしまうので注意が必要です。 お部屋のスペースを確保しつつ、ベッド以外にも家具や家電を置きたい場合は、ダブルサイズまでのベッドがベストと言えるでしょう。 ベッド以外にスタンドライトやサイドテーブルぐらいで対して物を置かない場合は、ダブルサイズ以上のベッドでも十分だと思います。
●8畳以上の寝室
寝室が8畳、またはそれ以上の広さがあれば「キングサイズのベッドまで問題なく置くことができる」でしょう。 ですが、8畳間だとベッドの他にもテレビやテレビ台、本棚や鏡台などの家具や家電を置く場合は、狭く感じることもあるかもしれません。 10畳以上の大きさの寝室ならキングサイズやシングル、セミダブルサイズのベッドを二つ並べて置いても十分なスペースが確保できるでしょう。 ※お部屋の形によっては8畳以上あってもクイーンサイズやキングサイズのベッドを置くと狭く感じる場合があります。
◆ベッドの高さの違いによるメリット・デメリット
ベッドの高さの違いにもそれぞれメリット・デメリットがあります。 自分の好みにあった高さのベッドを選ぶのに参考にしてみてください。
●ローベッド・フロアベッドの特徴
(1)メリット ・部屋を広く見せることができる 高さが低いローベッドやフロアベッドは圧迫感が少なく、部屋を広く見せくれます。 ・お洒落なデザインのものが多い ローベッドやフロアベッドには見た目がお洒落なデザインのものが多いのが特徴です。 ・厚いマットレスを置いても高くなりすぎない もともと低い設計で作られているので、厚いマットレスを置いてもベッドが高くなりすぎることがありません。 逆に薄いマットレスを敷くと低すぎると感じる場合もあるでしょう。 (2)デメリット ・収納がない ローベッドやフロアベッドは、ベッド下に収納がありません。 そのため、収納が欲しい方には向いているとは言えないでしょう。 ・掃除機が入らない 床とベッドとの隙間がないので掃除機などは入りません。 中にはロボット掃除機が入るものもありますが、基本的に床とベッドとの隙間にスペースがないものがほとんどです。 ・ほこりの影響を受けやすい ほこりは床から30cm程度のところに舞っているので、アレルギーや喘息を持っている方は普通の高さのベッドを選ぶのがいいでしょう。
●普通の高さのベッドの特徴
(1)メリット ・高さの調整ができる すべてのベッドができるわけではありませんが、高さを何段階か調整できるようになっているものが多いです。 高すぎず、低すぎず、自分の好きな高さを選ぶことができます。 ・ほこりの影響を受けにくい 低いベッドと違って普通のベッドは床から約25cm?30cmほど高さがあり、マットレスを置くことでさらに高くなります。 そのため、ほこりが舞いやすい30cmよりも寝る位置が高いので、ほこりの影響を気にせず睡眠をとることができるでしょう。 ・楽にベッドから立ったり、座ったりすることができる 床からマットレスまでの高さが30cm以上あります。 そのため、ベッドから立ち上がるときや座ったり、寝転がるときの体への負担が少ないという特徴があります。 また、ある程度高さがあるので、椅子やソファ代わりにも使えるといったメリットもあります。 ・収納付きのベッドがある ローベッドやフロアベッドと違い、ある程度高さがあるため、ベッドの下に収納が付くものもあります。 収納があると何かと便利で、使い勝手を求める方におすすめです。 (2)デメリット 普通の高さのベッドについては特にデメリットというものはありませんが、高さがある分、寝相が悪いと床に落ちてしまうことはあるかもしれませんね。 また、ローベッドと比べるとヘアの圧迫感はあるかもしれませんが、床に直接布団を敷くのではなく、 ベッドを使うことを選ばれるのであれば、とくに気にすることではないかもしれません。